1949 住友電設 (2015.4.20)
寄値=1403円 高値=1433円 安値=1400円 引値=1423円
前日比6円安で寄り付いた直後の9時00分02秒、わずか400株の売り物で43円下げる。5秒間取引がなかったが、9時00分07秒、1200株の売り物でさらに65円下落。前日比7.9％安となる。ここから売り板を取る買いが入ってきたのか、9時00分10秒に43円戻し5分足は長い下ヒゲ。3分後には1412円と、安値から82円戻している。
5分足3本目以降は、取引はポツポツ状態となり、先物がゴリゴリ下げた終盤に連れる動きが出たものの、思いのほか下がらず。前日比32円安で引けている。
3月以降の安値水準を結んだサポートラインの延長線は、ちょうど、4月以降のサポートゾーン1335円ー1350円の中に位置しいる。また、この日の65日移動平均（13週に相当）は1340円。この辺りの水準がサポートとして意識された可能性がある。
この銘柄の板はそこそこ埋まっているが、寄り直後に錯綜していたのか、わずか400株、1200株程度でこれだけの大下げを演じるところとなっている。「住友」と名の付く銘柄でも、板スカスカの新興株のような値動きになる点は十分承知しておきたい。
市場全体の地合いがよいならば、ふざけた安値のサポート水準に買い指値。