寄値=801円 高値=804円 安値=751円 引値=797円
前場は寄りからズズっと下げてはダラダラと売られる展開。後場も閑散でダラダラの動きだったところ、13時16分29秒、突如1万4000株という巨大売り玉が出現。781円から751円まで、1秒で30円ズドンと下げることに(前日比50円安)。
その1秒後、766円の売り気配が取られて株価は瞬時に15円上昇。この水準がそれ以降のサポートとなり、14時16分以降はぴょんぴょんと買われる軽快な動きに一転する。引けてみれば前日比4円安。あの1万4000株は、売値がいくらになろうが、どうでもよかったのだろうか。
2月後半から株価が上向き、3月25日から力強い5連騰を演じている。この25日の高値は760円。ギャップアップで始まった26日の安値は763円、27日安値は761円と、ここに値幅1円の小ギャップが存在していた。また、745円ー760円水準は、3月半ばに形成した小保合いの上値水準。この2つが本日の1万4000株による下げの止め役を果たしたようだ。
4月15日以降、弱い動きを続けていたが、本日終盤の軽い値動きを見ると、これで売り物は出尽くしなのか。はたまた、今日のところはこれで勘弁してやる、ということか。明日の値動きで判明すると思われる。