寄値=1341円 高値=1347円 安値=1230円 引値=1254円
前場は閑散。11時すぎから売り物がちょこちょこ出てきて引ける。後場も閑散かと思われたが、12時55分35秒に1400株の売り物。続いて37秒に1000株、39秒に2000株の売りが出て、1311円だった株価は4秒で1230円まで下落する(前日比111円安)。その約3分後の58分58秒、そこから50円も高い1280円の売り気配を取る1400株の買いが出現。それから1分少々の間に1100株の買い物が出て、分足は長い下ヒゲ状態に。
13時27分39秒には1323円まで戻したが、29分42秒に今度は5000株の売り物。以後は、買われては売られ、を繰り返す展開。本日の日足は長い下ヒゲではなく、大陰線となっている。
2月6日にギャップアップで25日移動平均を飛び越えて以降、この移動平均近辺が意識されているフシがうかがえる。本日の25日移動平均値は1235円。この株価水準は、4月6日と7日の間に形成された「値幅2円」の小ギャップの位置でもある。
本日のローソク足は大陰線であるが、明日の引値が本日の寄値近辺まで戻せば、長い下ヒゲと同じような意味になる。25日移動平均と小ギャップのWサポートが下支え力を本当に発揮したか否か。明日の動きが要注目である。