5988 パイオラックス (2015.4.28)
寄値=5520円 高値=5550円 安値=5330円 引値=5530円
日々の取引はパラパラで恒常的に売買高が多くない銘柄。本日も前日比変わらずで寄り付いた後、取引はパラパラ状態だった。そこに、10時30分18秒、4600株の売り物が突如飛来。前日比10円高の5530円はあっという間もなく200円下落し5330円。このあと5分間は取引がなく、分足はベタベタの大陰線に。
次の分足となる10時36分21秒。この5330円よりも実に190円も高い5520円の売り気配を600株が取り、株価は何事もなかったかのようにもとの水準に戻る。その後は、いつもながらのパラパラ取引状態。引値は前日比10円高の5530円と、この株価だけを見れば「平穏な1日」で着地している。
2月から冴えない動きを続けていたが、4月に入って好転。8日に強い上昇を見せて25日移動平均、さらには13週移動平均をも上回るに至る。この8日の引値が5310円。その直後の小保合いの下値（13日・14日の安値）は5320円と、いずれも本日の下ヒゲの先端と同水準である。
加えて、本日時点の25日移動平均（5320円）、65日移動平均（5336円）および13週移動平均（5335円）もまた、本日の安値とほぼ一致する。4月からの上昇が本物のトレンド好転であり、1月30日につけた上場来高値5720円を超える動きになるとすれば、これらの移動平均は有力なサポート候補になりそうである。
7850 4115 7885 1363 6985
市場全体の地合いがよいならば、ふざけた安値のサポート水準に買い指値。