4298 プロトコーポレーション (2015.5.20)
寄値=1968円 高値=1974円 安値=1871円 引値=1964円
5月13日から昨日まで、1950円で上値を抑えつけられていた銘柄。本日、ギャップアップで上値をブレイクして寄り付くも、直後から前日引値前後まで下げ、9時20分37秒の600株の売りでギャップはあっさり埋まってしまう。が、そこから崩れることもなく、しばらく前日引値前後での動きが続く。
と、12本目の分足完成直前の9時59分14秒、1300株の売り物降下で前日比77円安の1871円に急落。ところが、その瞬間、取引値が1911円に飛び上がり、分足完成までの約45秒の間に計400株で63円戻す。その後は再び前日引値前後の動き。後場は一段高い1960円前後の動きが続き、取引は盛り下がる一方となりながらも、そのまま値持ちして引けている。
本日の安値1871円は、1月23日から2月13日までのレジスタンス水準であり、それを2月14日ギャップアップでブレイクした後は、4月16日までサポートとなってきた水準である。4月17日引け後に一転減益を発表したことから、20日に巨大なギャップダウンでこのサポートはブレイクされたが、5月12日の大陽線で再度ブレイク。これが本日のサポートになった格好である。
巨大なギャップダウン以後の下げは5月1日の長い下ヒゲを機に反転しているが、ここから陽線と下ヒゲがやたら目立つ動きとなっている。本日は陰線ではあるものの、下ヒゲの長さはこの期間中最大である。5月1日以降、安寄りあるいは場中下げたところを拾う存在が出現しているのではないか。
7442 5367 4645(上) 3840(上)
陽線・下ヒゲが目立つ銘柄は、ふざけた安値のサポート水準に買い指値。