知っておいて損はない!【信用取引と信用残高の仕組み】index

信用取引の決済方法は「差金決済」と「現物決済」の2つback

信用取引でお金を借りて株を買うことを「信用買い」、株券を借りて売ることを「信用売り」と言います。

現物取引では、株を買ったら4営業日目に約定代金を支払って株券の所有者になりますが、信用買いでは買った資金は借りている状態ですから、その時点では株券の所有者にはなれません。 同様に、現物取引で株を売れば、4営業日目に株券を渡して売却代金を受け取りますが、信用売りでは借りた株を売っているので、売却代金を受け取ることはできません。

信用取引では、予め決められた期限内に決済することで、借りたお金や株券を返済する取り決めになっています。

決済の方法は2つあります。ひとつは、信用買いした株を売却する、信用売りした株を買い戻す、という反対売買です。売却時に入ってくる約定代金から買った時(買い戻した時)に支払う約定代金との差額を証券会社との間でやり取りします。これを差金決済と呼びます。

信用買いでは、買った後に値上がりしたところで売れば利益が出ます。この場合には、その利益分から手数料などのコストを差し引いた分が、決済時に証券会社から受け取る額です。逆に、買った後に値下がりしたところで売ると損失が出ます。この場合には、決済時に、その損失分に手数料などのコストを上乗せした額を証券会社に支払うことになります。

信用売りの場合、「先に売って、買い戻す」わけですから、売った後に値下がりしたところで買い戻せば利益になります。この利益分から手数料などのコストを引いた分が決済時の受け取り金額です。反対に、売った後に値上がりしたところで買い戻すと逆に損失となりますから、この損失分に手数料などのコストを上乗せした分が支払い額となります。

もうひとつの決済方法は、現物決済というやり方です。信用買いの場合は、借りたお金を支払って、株券を受け取ります。これを「現引き」(または品受け)と言います。

信用売りの場合は、借りた株券と同じ現物株を持っていれば、それを渡して返済します。これを「現渡し」と言います。

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