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【掲載項目の解説・2】 株【優待】アノマリー情報 CD-ROM

サンプル銘柄を例に説明しています。     もとの説明へ戻る。>>

1. 銘柄概要

【上場市場、業種】 【Topix 】

サンプル銘柄の場合、東証JQS(ジャスダック)上場で、Topix欄は「---」の表示になっています。東証業種別指数(サービス業)との比較をみてみましょう。

かなり似た動きになっているようです。次に、日経ジャスダック平均との比較です。

チャートの形状的には、日経ジャスダック平均よりは業種別指数にやや近いようです。直近では、業種別指数が急伸しているのに対し伸びておらず、日経ジャスダック平均に近い動きとなっています。

一般に指数(日経225とかTOPIX)採用銘柄で寄与度の低くないものは、指数に連動する傾向が強く、優待アノマリーの力は弱まるようです。掲載銘柄のほとんどは、指数「非」採用銘柄、もしくはTopix「Small2」銘柄です。Small2とは、Small1(上位1000銘柄)に入らない中小型株になります。

【一日平均売買代金】【時価総額】

一日平均が2(百万円・3736位)です。ETFなどを含めての順位で、全体では4000銘柄ほどあります。売買代金的には、相当に下位になり、流動性は低く、売買は簡単ではありません。成行注文を使う場合は、気をつけたいです。

【上場年月日】【株主数】

東証1部への上場基準として、株主数2200名以上、というのがあります。ジャスダック銘柄の場合は、1部昇格への時価総額基準が高いので可能性はありません(2部へ移ればあり得ます)。売買代金順位が低いにもかかわらず、株主は7689名もいます。1部昇格の可能性、優待廃止のインパクトを想像する目安になります。

【貸借】 【株主優待】 【決算】

貸借銘柄であり、権利日を跨いで毎度高額の逆日歩が発生しているのがわかります。そして権利落後の寄値もしっかり下がっているのもわかります(落後株価)。優待クロスは儲かりません。

【σ、β、R2 】

値動きの激しさの違いは、リターン、リスクの違いとなって結果に表れます。資金配分には気をつけましょう。σ(シグマ)は、日々騰落率の標準偏差で、ボラティリティーのことです。日経平均では「σ=1.3」、Topix指数では「σ=1.2」ぐらいです。代表的なところで、7203・トヨタ自動車で「σ=1.5」ぐらいです。

σは「1.00」となっており、低めです。ベータは「0.12」で日経平均先物との連動性は感じられません。R2は「0.03」で市場全体の動向は日々ベースでは余り気にしていないようです。。

βは日経平均先物が1%動いた時に、その銘柄が何%動いたかを表します。下のグラフでは、X軸が先物、Y軸が成学社の値動きです。近似直線の傾きがβとなります。日経平均が動くように、個別の銘柄がピッタリと動くわけではないので、相関係数を求めてピッタリ度合いの目安とします。相関係数の2乗を「R2」で表しています。

先物の値動きとは、たぶん正比例の関係だろう程度になっており、R2=0.0246、という低い数値に表れています(0.03にならないのはデータ期間の違いです)

アノマリー銘柄は、R2が低いものが多いです(市場全体によく連動したらアノマリーが出ない)。β・R2については、厳密にヘッジするためのものでなく、市場との連動性の目安程度に考えて良いと思います。

【順張り逆張り 】

サンプル銘柄の「順張り・逆張り」は★★★、「対先物」では☆☆となっています。自身の値動きに対しては、何とも言えない結果になっていますが、より大きな変動が出た場合、反動の動きが見られます。先物の動きには順張りがワークしているのがわかります。流動性が低く、日々個別の事情(ニュース)が出てくる銘柄ではないので、値は上に下に飛びつつも、市場全体の動向に合わせていくしかない、というイメージです。

今日の値動きと明日の値動きの関係なので、もっぱら短期売買向けのものですが、アノマリーと組み合わせ工夫を加えることで利益の上がる売買法が見つかると思います。銘柄によっては、対先物の星の数が多ければ、他の株価指数とか先物の移動平均も検討対象になります。


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2. 月足チャート

権利月の出来高を強調色で示していますが、この銘柄の場合、権利月に出来高が増加するのが見て取れます。PDFに埋め込んだチャートなので、拡大してもチャートがぼやけたり崩れたりすることはありません。虫眼鏡ツールで大きくしてご覧下さい。


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3. 月別騰落率

サンプル銘柄の3ヶ月売買RRは「0.14」でした。高めの数字です。権利月売買RRは「-0.13」でかなり低い数字です。落後株価で見たように、確実に激しい権利落ちがありました。優待が意識されています。

日々の累積損益の推移です。オレンジ線のロングの場合ですが、優待月になったらロングは閉じます。青色は権利月・ロングの場合で、配当・逆日歩は考慮していないものです。RRはあくまで過去実績であり、当然ながら、将来の利益を表すものではありません。


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4. 似ている銘柄、逆の銘柄

似たアノマリーで優待銘柄の、2551・マルサンアイ、の月別騰落率です。3・9月の権利月の下落の様子がとっても似ています。

逆のアノマリーで優待銘柄の、2573・北海道コカです。真逆と言うよりは、権利月の違いで3ヶ月ずれている感じです。

似たアノマリーについては権利月が同じであれば、かなり似かよったものになります。逆のアノマリーについては、真逆になるというよりは、一部が真逆で多くの部分は余り関係がない、感じです。上げ3ヶ月・下げ1ヶ月の優待銘柄の典型的なリズムだと、ピッタリ真逆(下げ3ヶ月・上げ1ヶ月)は市場全体の下落相場ではあり得ても、近年の上昇相場では殆ど見つからない、という話です。


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(以下、データは前回号になります)

本書には、優待月順のPDFしおりも付いていますので大変便利です。例えば、4月権利の銘柄を探すには、

銘柄名をクリックすれば、その銘柄のページに移動します。

優待月をクリックすれば、

掲載には至らなかったものの、惜しい優待銘柄のリストが現れます。



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