なでしこインベストメント > コンテンツ販売 > 【先物主導】【高速取引】に翻弄されない 本気の<株>再入門
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いまの上昇相場、過去の上昇相場と「何か」が違います

久々の強い上昇相場が始まって1年あまりが過ぎました。長らく塩漬けだった持ち株の損益も大幅に改善し、再び株式投資に熱が入りつつある方もいるのではないでしょうか。あるいは、今年からスタートした少額非課税制度・通称NISAを機に、何年ぶりかで株を買ってみようかと思っている方もいるかもしれません。

言うまでもなく、相場がよいときは「株を買えば儲かりやすい」。株に関する知識や経験が全くないビギナーの人も、ネットや雑誌に出ている注目銘柄を買っだだけで儲かる、といったことも上昇相場の中では珍しくありません。上昇相場は、多くの人にとって資産を増やすチャンスがいっぱいです。

が、いまの上昇相場、過去の上昇相場とは事情が違うところがあります。しかも、その「事情の違い」は、個人投資家にとって、無視できないくらいに大きい影響を持っています。

いったい何が違うのかというと、これを理解するキーサードは2つあります。「先物主導」と「高速・高頻度取引」です。

個人の取引環境は「桁違いに不利」という現実◆

「先物主導」、すなわち、日経平均先物の上げ下げを見ながら、個別銘柄が売買されて、現物市場の株価指数が動くこと自体はかねてからあります。しかし、ここ数年、それが露骨に、日常茶飯事的に繰り広げられるようになっています。その影響で、これといった理由がなくても、個別銘柄が暴力的なまでの売られ方をしたり、何かが壊れたように買い上げられたりすることもしばしばです。

長く株の売買を続けている人は実感していると思いますが、個別銘柄の値動きに対する先物主導の影響は年々増してしている感があります。ある意味、「市場の主役は日経平均先物」といっても過言ではないほどです。

もうひとつのキーワード「高速・高頻度取引」。数マイクロ秒単位という、一般の個人投資家と比べて3桁も違う高速で発注したり、夥しい回数の売買を繰り返したりする取引です。これは、2010年に東京証券取引所が「allow head」を導入してから可能になり、以後、確実にこの種の取引をする市場参加者は拡大しています。

この高速・高頻度取引は、先物主導の動きを加速させている面があります。たとえば、日経平均先物が大きく下げると、個別銘柄を高速で売って売って売りまくる。そのお陰で、数分前まであった利益があっという間に消滅する、といったことも起こります。昨年5月23日、場中に起きた先物主導による大暴落は、その顕著な例と見ておそらく間違いありません。

「先物主導だとか、高速取引だとか、小口取引の個人には関係がないだろう」と思うかもしれませんが、とんでもありません。個人は、こうした取引をしている参加者と同等の立場で発注したり、売買したりすることが不可能な環境に置かれています。言い換えれば、そうした取引をしている市場参加者より、個人は桁違いに不利だということです。ですから、下手をすれば、それこそやられたい放題になってしまう可能性が否定できません。これは決して“疑いすぎ”や “脅しすぎ”ではない、現実の市場環境です。

いま本当に必要な基礎知識を正直にまとめています◆

となれば、こうした取引が拡大している株式市場の現状を理解することと、それを想定した売買のやり方を考えることは、いま株の売買をするうえで必須であり、最重要と言えます。ところが、昨年後半辺りから、NISAを意識した投資ビギナー向けの書籍などが数多く出てはいるものの、この現状を直視しているものはあまりないようです。というよりも、従来からある投資の入門書籍よりも簡易に(というか、短絡的に)書かれているものが少なくないような印象があります。

意図的に言及を避けているのか、それとも、言及しても削除されてしまうのか。その辺りはよくわかりませんが、この点にふれないのは、今日の株本としてどうなんだろう、という気がしてしまいます。

と、いうわけで、いま株の売買をするうえで必須の基礎知識をまとめてみたのが本書、

です。高速・高頻度取引を可能にしている「コロケーション・サービス」の概要や日経平均株価と日経平均先物、および個別銘柄との関係をはじめ、今日において有用視されるチャートの使い方、株価データを用いた値動きの分析・過去検証をするためのExcelの使い方の基本、具体的な売買ストラテジーの考え方など、いま知っておきたいこと、実践に即応用できる内容を盛り込んでいます。。

「再入門」というタイトルになっていますが、全くのビギナーの方はご遠慮ください、ということでは全くありません。本書には、通常の入門本に書かれている「株とは何か」や「どうやって取引するのか」といったことは記載していません。ですから、そうした“入門の入門”的な要素は既に他の書籍などで知っている方であれば、どなたにでもご参考いただけると思います。

また、日々株の売買をやっていて「今さら『再入門』でもないだろう」という方にとっても、改めて市場の現状を確認し、売買のアイディアを考える一助にしていただけるものと確信しています。

“NISA元年”などとも言われている2014年。この上昇相場を手堅く実益に結びつけるために。是非、本書をご活用ください!

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2014年1月13日・同時発売
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