今月の新顔は、カラダノート（4014・東証グロース）、Ｐアンチエイジ（4934・東証グロース）になります。

Ｐアンチエイジ（4934・東証グロース）。6月14日引後に優待導入を発表しましたが、同時に出た下方修正が売上減・赤字転落というもので、こちらの方が嫌忌されました。が、翌日からリバウンドが見られたのは優待狙いの買いでしょうか。売上の回復が見えてこないと、優待パワーだけでは辛いところです。

次に優待廃止銘柄、

ネオジャパン（3921・東証プライム）。3月13日引後に優待廃止が発表され、翌日はギャップダウンとなりました。同時に発表された決算で来期の利益見通しが「保守的」に見えたのもあったかも知れません。が、その後は持ち直しの動きで、四半期決算が確認されるとレンジを上抜けする動きが始まりました。

7月は優待銘柄の数も少なく、優待パワーが強くなりがちです。

クロスフォー（7810・東証スタンダード）。7月の権利落ちは激しいです。貸借銘柄ですが、2022年の権利跨ぎでは24円の高額逆日歩が発生しています。

株価のトレンドは下向きです。直近は持ち直しの動きに見えますが権利後の動きを確認した方が良さそうです。7月の他に12月に下がる傾向が過去5年で見られます。