なでしこインベストメント > 株式 > 「陽線なら買い持ち・陰線で売却」パフォーマンスを検証してみる

陽線で買い持ち
陰線で売却

パフォーマンスを検証してみる

2.各日の翌日大引け時点での損益を計算する

この売買では、各日の大引けに「買い持ちか、ポジションなしか」の判断をすると想定しています。

もし今日のローソクが陽線(終値>始値)で、大引けで買ったとすると、翌日の引値が前日比上昇ならば、利益が出ます。翌日の引値が前日比2%の上昇ならば、この買いポジションの翌日大引け時点での損益はプラス2%です。

他方、翌日の引値が前日比下落ならば損失です。前日比1%の下落ならこの買いポジションの損益はマイナス1%となります。

この日々の損益(%)を、先ほど「サイン」を表示した隣のG列に表示させます。

10月3日のポジションが4日大引け時点でどのくらいの損益になったかは、「10月3日のサイン×10月4日の前日比上昇下落率」で計算されます。

この計算式をG列3行目のセルに入力します。

10月3日は陰線なのでポジションなし、すなわちサインは「0」ですから、10月4日が前日比上昇でも前日比下落でも、損益はゼロです。計算式を入力した後、Enterをクリックすると、計算結果が表示されます。

これをフィルダウンすると、各日の1日分の損益が自動的に計算されます。

数値の表示については、小数点2桁くらいにしておくとよいと思います。

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