今回の新顔は、アートスパーク（3663・東証2部）、シルバーライフ（9262・東証1部）です。

4月5日引後に優待導入を発表した、シルバーライフ。株価水準を変えることとなりましたが、6月8日に出た上方修正が開示するほどのものか？ということで上げは止まりました。発表の中で株主優待費用についても言及された分、優待導入発表前の水準に戻ってしまったのかも知れません。

200株で10000円分をECサイトで使える優待なので利回り的には魅力ですし、7月権利の優待は少ないので優待パワーは期待できそうです。

タカショー（7590・東証1部）。優待パワーの強い銘柄です。Technically Speaking（厳密に言うと）は、市場の世界ではテクニカル（分析）的にという意味にもなります。良好な四半期決算で1月の権利落ちで出来たギャップを埋めきって反落してしまいました。事前の期待上げがあったのと、前期の3度に渡る増配の記憶があったのも作用したのかも知れません。

アクシージア（4936・マザーズ）。今回限りですが上場記念優待があります。同時に発表された業績修正は、売上が上方修正だったものの最終益が微減で嫌忌されたものと思われます。東証の新しい上場制度では、株主数は重要でなくなったものの、流動性がより重視されるので、株主優待・分割・立合外分売などは有効な施策であることは変わりません。