今回は優待導入が10社以上あります。そして優待廃止も10社以上あります。

ピーエイ（4766・東証STD）。300株以上という条件がありますが、クオカード3000円分です。11月には拡充を発表しており、優待で株価は約3倍になってしまいました。

クオカードの優待人気は根強いです。ほぼ現金なのに配当金扱いされないで税金が引かれません。オロ（3983・東証PRM）、網屋（4258・東証グロース）、コーチ・エィ（9339・東証STD）、小田原機器（7314・東証スタンダード）、安江工務店（1439・東証スタンダード）などが今回の優待新設でクオカードを採用しています。

次に知らないうちに優待がなくなっていた銘柄。

アマナ（2402・東証GRT）。優待廃止というタイトルでの開示は見あたりませんが、ウェブサイトには廃止した旨が記載されています。GC（継続疑義）銘柄で、特設注意市場銘柄でもあります。

次に優待パワーがあるのかどうか、過去検証では良かった銘柄。

デイトナ（7228・東証STD）。2020年までが素晴らしかったのですが、トレンドの力でしょう。下がったところで支えが入るのが優待銘柄らしいところです。8月9日引後に出た下方修正で下げたところが安値となっています。

成績発表は、決算月に2を加えた月から始まって3ヶ月毎にあります。12月決算ならば、2、5，8，11月ということになり、8、11月が仕込み（場合によっては処分）のタイミングとする売買も考えられます。4半期決算を廃止するという法案が検討されているので、これからは、2月の本決算、8月の中間期決算、というスケジュールになるのかも知れません。来年の4月からみたいですね。