今回は新規の銘柄がありません。リストの上から見ていきましょう。

ゼットン（3057・名証ネクスト）。1〜3月は良くなく、4〜12月に保有したケースが描かれています。長期での上げトレンドが前提になると思います。

オーエス（9637・東証スタンダード）。アノマリー度合いの強い銘柄ですが、直近で急騰しています。阪急阪神ＨＤ（9042・東証PRM）によるTOBが発表されました。優待狙いでこういうのに当たると嬉しいですね。同じ日に、東京楽天地（8842・東証PRM）の東宝（9602・東証PRM）によるTOB（6720円）が発表されています。こちらの方は、7月優待に向けて安定的でなくアノマリー度合いは強くありませんでした。

コーセーアールイー（3246・東証スタンダード）。直近では12月に入って落ち込んだところがありますが、4半期成績の発表でした。これは致命傷という内容でなければ、売られたところは良い買い場になるでしょう（なりました）。4ヶ月前から仕込むとよりパフォーマンスが上がった結果です。3ヶ月といわず、もっと前から良い買い場を探してもよい銘柄でしょう。

ＮＡＴＴＹＨＤ（7674・東証グロース）。アノマリー度が高いことになっていますが、優待アノマリーではなく、2020年頃までの急騰・急落の月がアノマリーとして出てしまっています。2022年頃から落ち着いてきたようですが、依然としてボラティリティーは高めの銘柄です。CD-ROMでは優待とは思えないアノマリーは出来るだけ除外するように選定しています。この銘柄は権利月の出来高が他の月の出来高とあまり変わらない、というのが除外の理由の一つとなっています。