権利日が月末でないものもあるので注意しましょう。一単元では優待の権利が得られない銘柄もあります。行動を起こす際には、優待の情報を企業のホームページなどでご確認下さい。信用・貸借の別や規制、証券会社の自主規制、取引所の規制の情報もご確認下さい。

アノマリー度は過去５年のデータから、月別に上げ下げ傾向の強弱を調べたものです。データは、2015年7月31日の引け時点のものです。月別のアノマリーが優待によるものか季節性によるものか、あるいは偶然なのか、は不明です。

コード	銘柄名	業種	株主優待 権利日	一単元の 金額	決算	信用	アノマリー度
3075	銚子丸	小売業	5月15日 11月15日	422000	5月15日	信用	**************
2493	イーサポートリンク	サービス業	5月末日 11月末日	218500	11月末日	信用	**************
3160	大光	卸売業	5月末日 11月末日	84800	5月末日	信用	************
8887	リベレステ	不動産業	5月末日 11月末日	78400	5月末日	貸借	************
6076	アメイズ	サービス業	11月末日	85700	11月末日	―	***********
2698	キャンドゥ	小売業	11月末日	154400	11月末日	貸借	***********
7630	壱番屋	小売業	5月末日 11月末日	526000	5月末日	貸借	**********
9369	キユーソー流通システム	倉庫・運輸関連業	11月末日	263400	11月末日	貸借	*********
4465	ニイタカ	化学	5月末日 11月末日	150400	5月末日	信用	*********
9872	北恵	卸売業	11月20日	61200	11月20日	信用	*********
3089	テクノアルファ	卸売業	11月末日	155800	11月末日	貸借	*********
1419	タマホーム	建設業	5月末日 11月末日	55100	5月末日	貸借	*********
9720	ホテル、ニューグランド	サービス業	11月末日	370000	11月末日	信用	********
3349	コスモス薬品	小売業	5月末日 11月末日	1595000	5月末日	貸借	********
4834	キャリアバンク	サービス業	11月末日	116400	5月末日	―	********
7965	象印マホービン	電気機器	11月20日	1916000	11月20日	貸借	********
2809	キユーピー	食料品	11月末日	280500	11月末日	貸借	********
3022	山下医科器械	卸売業	5月末日 11月末日	181800	5月末日	貸借	********
3244	サムティ	不動産業	11月末日	105900	11月末日	貸借	********
9837	モリト	卸売業	5月末日 11月末日	104000	11月末日	貸借	*******
6634	ネクスグループ	電気機器	5月末日 11月末日	79600	11月末日	信用	*******
9924	ドミー	小売業	11月末日	498000	5月末日	信用	*******
4825	ウェザーニューズ	情報・通信	5月末日 11月末日	424500	5月末日	貸借	*******
7501	ティムコ	卸売業	11月末日	57800	11月末日	信用	*******
2734	サーラコーポレーション	小売業	11月末日	59400	11月末日	貸借	*******
7594	マルカキカイ	卸売業	11月末日	209600	11月末日	信用	*******
3832	Ｔ＆Ｃホールディングス	情報・通信	11月末日	35500	11月末日	信用	*******
2769	ヴィレッジヴァンガード Corp	小売業	11月末日	162500	5月末日	信用	******
2796	ファーマライズホールディングス	小売業	11月末日	57000	5月末日	貸借	******
3230	スター・マイカ	不動産業	5月末日 11月末日	132500	11月末日	貸借	******
6985	ユーシン	電気機器	11月末日	77300	11月末日	貸借	*****
9812	テーオー小笠原	卸売業	11月末日	70300	5月末日	信用	****
5942	日本フイルコン	金属製品	11月末日	52600	11月末日	信用	****

上の図にあるように、2010年10月（発表、発行は11月）にファイナンスを行っています。株価は急落、翌年３月には大震災に当たったりしましたが持ち直しを見せ始めました。以後、優待パワーが発揮される度に上昇し、2013年５月には噴き上げ高値を付けます。高値後も優待権利月に向けて上げる動きを見せましたが、2014年10月に優待を11月のみの年１回とする「改悪」を発表しました（2000円×２→2000円×１）。優待パワーが半減した後の値動きは、好調な市場全体とは無関係に弱々しいものとなっています。

巷の「優待特集」で煽りが入れば新規の買いも期待できそうですが、上がれば売りたい既存株主の存在もありそうな気がします。

≫≫≫　【7596】衝撃の「優待廃止」。利益を得るのは誰か
（ご参考）　こういう優待銘柄にはあたりたくない、という話です。